タッチパネルの電気検査(検査方法の特殊仕様)

【不良箇所の判別確認を可能とする事例】

問題点 その1

一般的にタッチパネルの導電パターンは金属部とITO部の連結状態で構成されており、金属部パターンの電気抵抗値は低く、ITO部は高い抵抗値となっております。

 タッチパネル1

 

品質保証する目的での電気検査は、この2種類の抵抗値を足し算した抵抗値の測定を行うのですが、NG判定された場合、金属部またはITO部の不具合なのか分からない状況でした。

 

そこで 金属部、ITO部それぞれ個別の判別抵抗値にて測定評価する事が必要となりました。

 

 タッチパネル2

             

対処方法

 そこで、金属部とITO部は 同一導電パターンではありますが、

 

    A~B <  基準判別抵抗値 ①

 

    B~C <  基準判別抵抗値 ②

 

    A~C <  基準判別抵抗値 ③

 

上記のように 判別値を3種類設定可能な測定器を製作し、どちらのパターン不良であるか判別できるようにいたしました。

 

<例> A~B間の導通抵抗値の判別値を 500Ω    以下と設定 ①

    B~C間の導通抵抗値の判別値を 30 KΩ   以下と設定 ②

    A~C間の導通抵抗値の判別値を 35 KΩ   以下と設定 ③

結 果

その結果、不良内容を特定でき、生産工程にフィードバックする事が可能になりました。

 

判別抵抗値の設定に関しましては ご協議によって範囲を決定する事が可能です。

 

 

問題点 その2

検査対象となるタッチパネルの導電パターンは直流電流に弱い特性を持っている為、電気検査の際に流れる測定電流により、パターンが破損する場合があります。

 タッチパネル3

 

対処方法

そこで、測定電流を非常に低い値にて設定できるように致しました。

 

<例> 検査電圧 5V 検査電流 0.05(mA)及び 0.005(mA)

 

尚、上記の検査電流値に関しましては、ご要望に応じて対応する事が可能です。

 

 

結 果

 

 導電パターンを破損する事なく、電気検査することが可能になりました。

 

<その他>

低抵抗測定が必要な場合は 治具側で電圧端子及び電流端子のプローブを設定する事により、4端子測定も可能になります。

(但し、測定器は4端子測定方式の検査機が必要となります)

 

 

以上、ユーザー様のご要望に応じて特殊な検査方式にご対応させていただきます。

 

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会社概要

【事業内容】   各種検査治具 設計 製作    

【検査対象品】  タッチパネル関係

         プリント配線板、プリント基板ユニット、電子部品、電子部品材料

         ワイヤーハーネス 他

【検査方式】   手動式、自動式(マイコン制御、Windowsパソコン制御)

【主な製作実績】  タッチパネル検査用 多点抵抗測定器

          導電膜シート 抵抗値誤差検査機

          基板ユニット ファンクションテスタ

          検査プローブ接続式 導通、断線テスタ

          半導体検査用バーイン基板

          検査ポイント切換え用スイッチボックス

          ワイヤーハーネスコネクタ検査治具

          専用検査プローブ、治具 製作多数

          電子部品モジュールの機能検査機

          電池内部抵抗チェッカー

          低電流・低電圧導通チェッカー

          多チャンネルアナログデータ計測装置

          GPIBインターフェイス測定器を使用した各種検査装置

【基本方針】    部品の共通化、汎用部品の使用によって、より低コストの

          検査装置のご提供を目指しております

【代表】      高嶋健二

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